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本番は夜9時スタートですが、イタリアの国民性でしょうか、実際には15分くらい遅れての開始です。通常はボックス席にはお客さんが入らないので、がらんとした雰囲気ですが、一階席はほぼ満席状態でした。終演が11時で、それからパドヴァへ帰還のため、ホテルについたのは夜中の2時を回っていました。この旅行でもっともハードな日でした。 本番の録音 |
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翌日は、前日の帰りが遅かったにもかかわらず、7時の朝食にはきっちりと起きてきていたので、皆さんのバイタリティーに感心しました。この日は電車でヴェネツィアに移動し、ヴェネト州文化庁から表彰を受けました。今回の公演は、ヴェネト州主催のパドヴァ音楽祭に招聘されたものです。表彰式はバルビ宮という宮殿で行われ、ここは毎年開催される伝統的なボートレースのスタート地点に当たり、かつてナポレオンもここのバルコニーで観戦したそうです。 | |
表彰式後はヴェネツィア観光です。自由時間もありましたが、スリなどの被害に誰もあわず、安心しました。 |